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12月のおすすめライブ情報★12/13 大野俊三 David Berkman 古木佳祐 中村海斗

更新日:12月3日

12月13日(金)

大野俊三(tp) David Berkman(p) 古木佳祐(b) 中村海斗(ds)


ジャズに憧れ、単身でアメリカに渡り、グラミー賞の受賞という輝かしい栄光。そして、交通事故、大病などの辛酸。人生の紆余曲折を味わったトランぺッター大野俊三。1974年にアート・ブレイキーの誘いでニューヨークへ渡り、数々のジャズの偉人達との共演し、自身のソロをフィーチャーしたアルバム『マチート・アンド・ヒズ・サルサ・ビッグ・バンド』は1984年度グラミー賞に輝いた。1983年にはギル・エヴァンス・オーケストラに参加し、2度目のグラミー賞を受賞。しかし、1988年には交通事故で唇を損傷、96年には扁桃ガンの手術によりトランぺッターとしては致命的な危機に陥るが、強靭な精神力と不撓不屈の挑戦を続け、音も出ない状態から、演奏活動が再開できるまでになる奇跡の復活を成し遂げる。この復活劇は、2000年フジテレビ『奇跡体験アンビリバボー』でも紹介された。2014年には『Musashi』が世界最大級の国際コンペティションISCで、日本人初、ジャズ界で初となる「最優秀賞」受賞の快挙に世界中が注目した。

そして共演するのは、トラディショナルジャズに対する豊富な知識と独特な現代的感性を兼ね備えたプレイで、ニューヨークジャズシーンにおけるかけがえのない存在のピアニスト、デヴィッド・バークマン。当店でも数々の素晴らしい演奏を聴かせてくれ、これぞ本物のニューヨークジャズ!を堪能させてくれている。

ベース、古木佳祐。歌手の母、ピアニストの父の音楽一家に生まれ幼少の頃よりジャズ、ワールドミュージックに親しんで育ち10代の頃よりプロの場での演奏を開始してきた。2014年には大野俊三の台湾コンサートツアーのメンバーとしてデヴィッド・バークマンと共に参加している。

ドラム、中村海斗。2001年ニューヨークで生まれ、日本で育ち、6歳少し前からからドラムを学び、渡辺貞夫が指導するアフリカン・パーカッション・グループEscola Jafroに小学5年生から所属。小学6年からライブハウスのセッションに参加し始め、中学2年の時に石若駿のライブを見て衝撃を受けた、プロを目指すことを決意した。23歳ながら、すでに多くのトップミュージシャンとの共演を果たしている日本ジャズ界の新星。

今回は、ベテランと若き才能がタッグを組み、Quartetでライフタイムに登場です!

お見逃しなく!!

 

12月13日(金)

OPEN 19:00 / START 19:30


【ALL SHOW】飲食別途/料金:前売¥6,000 当日¥6,500

ミュージックチャージチケット利用可、NIGHTSUPPORT MEMBER特典割引・学割(スペシャルライブ)適応


大野俊三(tp) David Berkman(p)  古木佳祐(b) 中村海斗(ds)


 

大野俊三/Trumpet

大野俊三 日本オフィシャルサイト https://shunzojapan.com/


1949年岐阜県岐阜市出身。

1974年、アート・ブレイキーの誘いでニューヨークへ渡る。数々のジャズの偉人との共演を経て、ノーマン・コナーズの “ダンス・オブ・マジック” に参加、3年間にわたり世界ツアーを行う。ノーマンのバンドでは「バブルス」の作曲・編曲を担当し、そのシングルレコードはゴールド・ディスクとなった。その後、 “マチート&アフロキューバンズ” の一員としてアメリカ、欧州、南米ツアーに参加。大野のソロをフィーチャーしたアルバム『マチート・アンド・ヒズ・サルサ・ビッグ・バンド』は、1984年度グラミー賞に輝いた。1983年には ”ギル・エヴァンス・オーケストラ” に参加し、アルバム『バド・アンド・バード/ライブ・アット・スイート・ベイジル』で2度目のグラミー賞を受賞。

1988年に交通事故に巻き込まれ、唇を切り、前歯を折るなどトランペッターとして致命的な危機に陥るが、強靭な精神力で見事に復活し、バスター・ウィリアムスのクインテットに迎えられ活動を再開。さらに、1996年には扁桃ガンを宣告され、片側の唾液腺と神経を除去するという大手術により再びトランペッターとして致命的障害が受けるが、不撓不屈の挑戦により、楽器を一から始める状態から奇跡の復活を成し遂げる。

1998年の後半から1999年にかけて、ジャズ界の巨匠ウェイン・ショーター、ハービー・ハンコックとも共演し、1998年11月に行われたショーターのジャパン・ツアーの一員としても来日し、好評を博す。1999年にはギタリストのラリー・コリエルのワールド・ツアーにも参加。

2001年12月、今までの実績が評価され、U.J.C.(ユニバーサル・ジャズ・コアリション&ニューヨーク・ジャズ・センター)より「アジア・アメリカ・ジャズ・コネクション音楽部門」芸術的貢献賞の第1回受賞者となった。

2014年、世界最大級の国際作曲コンペティション “International Songwriting Competition” において、宮本武蔵をイメージして作曲した「Musashi」が120ヵ国約2万人の応募作からグランプリ(総合最優秀賞)を獲得。13年間のコンペティションの中で日本人初、ジャズ部門ノミネートからも初の快挙となり、アメリカでも数多くのメディアに報じられた。

2016年、アメリカの著名なジャズ・ジャーナリスト/プロデューサーでグラミー賞選出委員でもあるArnaldo DeSouteiroが主催する 第38回 “Annual Jazz Station Awards/The Best Jazz of 2016″ にてアルバム『ReNew』(Pulsebeats Records) が最優秀賞を受賞。

2017年、”International Songwriting Competition” 137カ国約1万6千人の中から、アルバム『home』(Pulsebeats Records) 収録の楽曲「Go On」がジャズ部門最優秀賞を受賞。


👇不屈のトランぺッター大野俊三 経歴紹介


👇大野俊三 "Musashi"(Live)

"Musashi"は大野俊三が前に進むための勇気を求めていた時期に書いた曲。

文章や絵にも長けていた宮本武蔵の生き様に影響された。

国際作曲コンペティションにて総合グランプリを受賞。ジャズ奏者として、日本人として初めの快挙であった。


 

David Berkman/Piano

出身は、アメリカオハイオ州のクリーブランド。8歳からジャズピアノを弾き始める。

バークリー音楽大学とミシガン大学で学んだ後、故郷でミュージシャンとしての経験を積む。1985年にニューヨークに移り、トラディショナルジャズに対する豊富な知識と独特な現代的感性を兼ね備えたプレイで、現在はニューヨーク・ジャズシーンにおけるかけがえのない存在となっている。ソニー・スティット、セシル・マクビー、トム・

ハレル、クリス・ポッターをはじめとする数多くのトッププレイヤーとの共演。ヴィレッジヴァンガードオーケストラのピアニストもつとめる。

リーダーとして発表したレコード10枚すべてが多くの批評家による年間最優秀作品リ

ストに登場している。作曲家、バンドリーダー、レコーディングアーティストの活動に

加えて、教育の場にも活動が広がっている。ニューヨーク市立大学クイーンズカレッジ

では本教授に就任。オランダの音楽学校をはじめ、ニュージランド、韓国、そして、米

国内でも数々のワークショップを行い、優秀なジャズミュージシャンを世界中に輩出。これまでに三冊のジャズ教本を出版しベストセラーに、大学の教科書としても使用されて

いる。

日本においては、NYSQ(The New York Standards Quartet )のバンド演奏ツアーが16年目を迎え、毎年全国ツアーを行い日本人ファンを着実に広げている。 NYSQのバンドでレコーディングしたCDは7枚目となり、Whirlwind Recordingsでリリースされている。


👇David Berkman(p)、井上陽介(b)、Gene Jackson(ds)によるトリオで、2023年にライフタイムで二日間に渡る公開レコーディングが行われました。

そのレコーディングアルバム『KID STUFF』が大好評!店頭でも発売中です♪

 

古木佳祐/Bass


1990年生まれ。神奈川県出身。歌手の母、ピアニストの父の音楽一家に生まれ幼少の頃よりジャズ、ワールドミュージックに親しんで育つ。

実家が経営していた飲食店で行われるセッションに参加するようになりコントラバスを山下弘治氏、ジャズピアノを飯沼五洋氏に師事。

即興演奏に必要な音楽理論を独学で身につけ、10代よりプロとしてのキャリアをスタートする。

人それぞれの作曲や音楽性への深い理解力には定評があり

ジャズを中心としつつも様々なジャンルのミュージシャンからも信頼を集めている。

共演者には

大野俊三(Tp) 山口真文(sax)大西順子(p)辛島文雄(p) 奥平真吾(Dr)

Adam Unsworth(hl)Gene Jackson(Ds)今津雅仁(sax)David Barkman(p)

MELRAW(sax)増尾好秋(Gt) 秋山一将(Gt)Kit Downs(p) Danny Grisett(p) 

Davy Moony(Gt) 大村亘(ds) 熊谷ヤスマサ(p) 堀秀彰(p) 松原慶史(gt) など

また、蕪木光生EPICH, Libstems, 奥平真吾The New Force,

山田玲The KEJIME Collective, MELRAW安藤康平(sax) 山本玲子The Square Pyramid, octagon,

等のユニットにも参加。

国内外を問わず精力的に活動している。

自身の学び舎でもある代々木ルーツ音楽院で講師を勤め

他にも作編曲家としてアーティストやバンドへの楽曲提供など

活動の幅を広げている


👇古木佳祐ベースソロ即興


 

中村海斗/Drums


NY市出身、栃木群馬育ち。6歳からドラムを学び、中学2年よりセッションホスト、ライブ活動を開始。小5より渡辺貞夫が指導するEscolaJafroに所属。小学校2年生よりヴァイオリンを始め市のジュニアオーケストラで演奏活動、小5よより高3まで吹奏楽部でトランペットを演奏。2018年8月セイコー主催「SEIKO SummerJazz Camp」にて特別賞(SpecialRecognition Award)を前田憲男氏より受賞。同年10月に尚美ミュージックカレッジ主催の「高校生ソロプレイヤーズコンテスト2018」にて準グランプリ受賞。2019年7月米国ボストンのバークリー音楽大学(Berklee College of Music)の5週間のサマープログラム(Aspire: Five-Week Music Performance Intensive)に授業料・寮費全額免除の奨学生(Full ScholarshipStudent)として参加。2020年9月同大学に授業料全額免除の奨学生(Full Scholarship Student)として入学。現在、東京近郊にてライブ演奏活動、作曲活動中。


👇中村海斗初リーダー作『BLAQUE DAWN』(2022)


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